最近、すっかり春の陽気になってきました。心はぽかぽか、鼻はぐずぐず。花粉症気味のU+RooLee(ゆるり)運営スタッフの皆川です。

令和初の冬は過去にないくらいの暖冬だったようで、当社は燕の会社ですが、燕ではほとんど雪が積もりませんでした。そのせいもあってか、道を歩くと既に咲き始めている野花がちらほらと目に入ります。

特に田んぼのあぜ道に咲いている黄色い花。あれを見ると「いよいよ春だなぁ」と感じます。

ところで、花を見た時にどんなことを感じるでしょうか?

私は先日、同じ花を見ていても人の感じ方ってこんなにも違うものなんだなーと思った出来事がありました。

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週末に妻の実家に帰ったときの話です。

妻が家に飾る花が欲しいということで、実家から花をもらってきました。

それがこちらのクリスマスローズ。

ぶっちゃけた話、私は花に疎いので花の良さがあまりよくわかりません。。クリスマスローズにいたっては「なんか色も薄いし、花と茎が同じ色をしていて、あんまりパッとしないなぁ……」なんて風に思っていました。

でも、妻は飾ったこの花を見て「かわいいよね~」と言っていました。

「同じ花なのに、どうしてこんなにも感じ方が違うんだろう?」

かたや、微妙だと思う人。かたや、かわいいと思う人。

そんなことを少し疑問に思った私は、違う花の場合ならどうだろうと家の脇に咲いている野花について聞いてみました。

それがこちら。

名前すらわからない花ですが、私は花瓶に飾られたクリスマスローズよりも、この野に咲く花の方が「きれい」と感じます。これに関して妻に聞いてみると、この花もきれいだけどクリスマスローズの方が「かわいい」と言います。

そもそも、「きれい」と「かわいい」じゃ比べる尺度が違うのでは? ……とも思うのですが、よくよく考えてみると、私が見ている箇所と妻が見ている箇所が違うことに気が付きました。

妻は花そのものをありのままに見て感想を言っているのに対し、私は花に対する想像を膨らませて感想を言っていたのです。

「冬の冷たい地面の下で根を張って、寒さに耐えて芽を出して。環境が整備された場所でもないのに、自分で努力して花を咲かすなんて、すごいなぁ。。がんばったんだろうなぁ。。。」

野に咲く花の懸命さを想像し、可能性を感じさせてくれるその輝きを「きれい」と思った次第です。一方で、妻はありのままを見て「かわいい」と感想を述べていたわけです。

この違いは面白いなぁ、と思いました。

ここで思ったのは、「ありのままを感じる心も、想像して感じる心も、どちらも大切だよなぁ」ということです。

日本には「花鳥風月」という言葉がありますが、自然の美しい景色という意味もあれば、自然の風物を題材とした詩歌や絵画などをたしなむ風流という意味もあるようです。

ありのままを見て感じること、想像を膨らませて感じること。ちょっと花鳥風月と似ている気がしなくもないです。自分だけかもしれませんが。

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冬も終わり、春がやってきます。

花が咲き、鳥もさえずり始めるこの季節。

心機一転にちょうどいいこのタイミングで、意気込みを述べて締めたいと思います。

「ありのままをありのままに感じる心を養いつつ、野に咲く花のように一生懸命がんばるぞ!」

最後までお読みいただき、ありがとうございます!