「ドリッパーによってどんな違いがあるんだろう?」

ハンドドリップを始めるとドリッパーにも様々な種類があることを発見しますが、ドリッパーによってどんな違いがあるのか疑問に思ったことはないでしょうか?

味への影響はもちろん、抽出体験の違い、使いやすさや長く使えるものかどうかなど。コーヒーにハマってくると器具の違いにも興味が出てくるものです。

そこで、今回はワイヤードリッパーの特徴を紹介していきます。

ワイヤードリッパーの特徴

1.メンテナンスが簡単

コーヒーを淹れた後、器具を洗ってメンテナンスすることは味の品質を保つ上でも、器具を長く使う上でも欠かせない作業です。

ワイヤードリッパーは線の構造なので水切れがよく、一般的なドリッパーよりも乾きやすいといった特徴があります。

2.軽いので取り扱いやすい

ドリッパーは基本的に腰より高い位置で扱うことが多くなるため、重いものよりも軽いものの方が取り扱いやすくなります。

ワイヤードリッパーは金属なので重そうに思われることもありますが、面を持たない構造なので陶器やガラスのものよりも軽く、持ち運びも容易です。また、ワイヤーの性質上、指へのひっかかりがよく、取り回しやすいのも特徴です。

3.耐久性に優れている

ドリッパーには様々な素材のものがありますが、陶器やガラスのものは衝撃に弱く、落としたりぶつけたときに割れる恐れがあります。プラスチックのものは割れにくいですが、日光や熱などの影響で劣化しやすく、製品寿命は短めになります。

一方、ワイヤードリッパーは金属で作られるので、落としてしまっても割れる心配はなく、ステンレス製やアルミ製ならサビにも強いので長い間使うことができます。

4.蒸らし時にガスが抜けやすい

おいしいコーヒーを淹れるのに欠かせないのが「蒸らし」の工程です。新鮮なコーヒー豆にお湯を注ぐとモコモコとドーム状に膨らみますが、これはコーヒー豆に含まれる炭酸ガスが放出されたことで起こる反応です。

コーヒー豆はお湯に触れることで成分が溶け出し、コーヒーが抽出されていきます。この時、コーヒー豆がガスを含んだ状態だとお湯とのなじみが悪くなり、成分が溶け出しにくくなります。

通常のドリッパーは壁面が存在しますが、ワイヤードリッパーは面を持たないので蒸らしの際にガスが抜けていきやすく、結果的にコーヒー成分を引き出しやすいといった特徴を持っています。

5.お湯の注ぎ方に素直に反応しやすい

面を持つドリッパーの多くはリブや穴の数・形状によって、注いだお湯の流れがある程度コントロールされて抽出口に到達するように作られています。そのため、味を安定させやすい反面、変化をつけづらいといった一面があります。

一方、ワイヤードリッパーは線構造のため、お湯の注ぎ方によって味に変化がつけやすく、淹れ手の注ぎ方に素直に反応するコーヒーを愉しむことができます。

外でも中でも愉しめるのがワイヤードリッパーの持ち味

庭やベランダ、もしくはオートキャンプなど、リッチに外でコーヒーを飲みたくなったときはないでしょうか?

そんなときにはワイヤードリッパーが活躍します。落としてしまっても割れず、すぐに洗えるので外シーンでの利用に便利です。

また、蒸らしのガス抜けがよく、お湯の注ぎ方に素直に反応してくれるのでいつもと違ったコーヒーを淹れたいときにもうってつけです。

外でも中でも愉しめるワイヤードリッパー。ふだん愛用しているドリッパーがあれば、サブのドリッパーとして活躍する機会も多くあるので、使い比べて違いを愉しんでみではいかがでしょうか。

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