新婚旅行 in ハワイでトラブル(ビーチ編)
U+RooLee(ゆるり)運営スタッフの皆川です!
11月の終わりに新婚旅行でハワイに行ってきました。
妻も私も初めてのハワイ。海外旅行にテンション上がりまくり!常夏の島でエンジョイ!ケンカせずに仲良く過ごすぞ!…なんて意気込んで行ってきたのですが、、、やはりそうは問屋がおろさないようで。。
妻は英語がからっきし、私は方向音痴で、こうした事が相まってか楽しい旅行にもいくつかのトラブルが起こりました。。
ビーチに行くのに迷子になる
旅行中、ハワイのカイルア地域に行く機会があり「自転車をレンタルして色々見て回ろう!」ということになりました。カイルアには飲食店、大型スーパー、お土産屋といった買い物スポットが多くあるのですが、ビーチも近くにあります。
白い砂浜、エメラルドグリーンの海…!「きれいな海を見てみたい!」妻はそう言っているし、自転車なら7分で行けるのでこれは行かない手はありません。今の時刻は12:30。自転車のレンタルは14:30まで。タイムリミットまで余裕もある。
さぁ、地図を確かめいざ出発!
・・・そう意気揚々とでかけたはいいものの、ハワイでの自転車はなかなか慣れません。
日本と違って車は右側通行、自転車も車道を走行しなければならず、道路を渡るにも横断歩道があるところでしか渡れません。車道を走っているので、背後から左脇腹1mくらいの所を車がビュンビュン通り抜けていきます。これにはプレッシャーを感じて、妻と私は緊張しながら自転車を漕ぎ続けます。
道中、私が先導していたのですが、車通りが激しい道に疲れたので落ち着いた道に出たいと思い、途中でそれらしい広い道があったので左に曲がりました。妻が「あれ?」と言ったような気がしましたが、気にせず「ついてこい!」と言わんばかりに立ち漕ぎをかまして颯爽と背中で合図しました。
今思えば、これが運の尽きでした。
10分走っても、20分走っても、まだビーチにたどり着きません。「・・・(本当は7分で着くのになんかおかしいな…)」若干の不安を覚えると同時に、「まだ着かないの?おかしくない?」と妻がイライラしながら不平をもらす。
どうやら私たちは迷子になってしまったようです。
結局、先導役は選手交代。妻が先導することに。潮の香りと時折強く吹く風を手がかりに10分ほどでビーチにたどり着きました。妻の嗅覚と勘には驚きです。
ビーチに着くまで、イライラした様子に加えて無言だったので爆発物の隣にいるような気まずさがありましたが、目の前にパァっと開けてくるエメラルドグリーンの水平線を見ると、それが嘘のようにたちまちに溶けていきました。
海って素晴らしいですね。美しい景色もさることながら、ザザァー…という波の音が心を穏やかにしてくれます。
これには妻もご満悦の様子で仲直り。
妻が撮った指輪の写真。この写真、なかなかきれいだと思いませんか?
実はこのとき、波打ち際の砂浜に結婚指輪を置いてフォトジェニックな写真を撮ろうとする妻の横で「大きい波がきたら指輪が(海に)さらわれてしまうから早くしてくれ!」と焦って急かしている私がいます。写真に音声は残らないのできれいな思い出のままでいられますね。
海で過ごす時間はあっという間。13:30を過ぎ、レンタル自転車のタイムリミットも1時間を切ったのでビーチを後にすることにしました。ちなみに、帰りも妻に先導してもらったところ、ビーチからカイルアの中心地まで本当に7分で帰れました。行きのあれはなんだったんだ。
本当、すみませんでした。
…とまぁ、なんやかんやありましたが、苦労した分、目的地にたどり着いた感動もひとしお。同じ目的地を目指して一緒に走るっていいですよね。苦難もあれば喜びもある。時にはケンカをすれば仲直りすることもある。寄せては返す波に似ているなぁと思うと同時に、海のような広い心で笑い流してくれる妻に感謝です。
大切な人と過ごす時間って温かくていいですよね。
「あと何回、こんなふうにゆっくり同じ時を過ごせるんだだろうか?」
ついつい、そんなことを思ってしまうような、海で見つけたゆるりなひと時でした。